「もしかしてあなたはHSP?」と教えてもらって楽になった話🌷´-

病気

前回の「こころのお話」はこちらから⬇️

過去の嫌な・辛い記憶と決別するために
前回のブログはこちら⬇️こんにちは🐣急に冷え込んできましたね…これはそろそろ冬物コートの準備をしなければ🧥さて、今回は前回のブログの半分続きのように頭の中を整理していきたいと思い、記事を書いています...

こんにちは☺️

最近も相変わらず冷えますね…皆さんお元気ですか?

わたしはここ最近、実は主にこころの体調はだいぶ落ち着いています😊

(身体はお正月早々インフルエンザに感染したり、気圧の変動で偏頭痛が定期的にやってきていて意外とボロボロですが。笑)

というのも、上のリンクに載せてある前回のこころのお話についてブログを公開したのが今から約2か月前の11月頃なのですが、ブログ中でも少し触れている通り、この頃からお薬が変わりました。

元々はセルトラリンという抗うつ薬を飲んでいたのですが、セルトラリンを服薬していても疲れやすさ・精神的に不安定な症状がなかなか改善されなく、日常生活に支障が出ていたため、サインバルタというお薬に変わりました。

抗うつ薬にもたくさん種類があって、元々飲んでいたセルトラリンはSSRIグループの「選択的セロトニン再取り込み阻害剤」です。

そして新しく飲み始めたサインバルタはSNRIグループの「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」です。

同じ抗うつ薬と呼ばれるお薬でも、若干効果が異なるそうです(わたしも医療関係者では無いので詳しいことはわかりませんが😅)。

とにかく簡潔にまとめると、このサインバルタというお薬に変わってから幾分調子が良いのです✨️✨️

こころの不安定さは格段に減り、疲れやすさも以前より出づらくなり、積極的に外出することができたり、人とある程度頭を働かせて会話することができたり、以前とは比べ物にならないくらい過ごしやすくなりました🥳

「友だちとの話をきっかけに」

今現在はだいぶこころが安定していますが、前回ブログを公開した11月頃は本当に体調が悪い時期でした。

その頃は薬を飲んでもイマイチ生活しづらいし、すぐ疲れたり落ち込んだりしていました。

でもこれ以上どうしたらいいのかわからないし、このままずっと辛いのかな、わたしはどうしたら楽になれるのかな。

そんなことをずっと考えていました。

そんな悶々とした日々を過ごしていたある日、たまたま久しぶりに連絡を取り合った友だちと電話をすることになりました。

そこでわたしは彼女に「最近外に出ることも億劫なんだよね。ちょっと散歩しただけでも疲れちゃう。うつ病ってそういうものだと思っているから仕方ないのかもしれないけど…。

人の声とか気配とか、公共交通機関とかで同じスペースを共有しなきゃいけないときとかは本当に疲れちゃって…。」

と話しました。

そうすると彼女から、

「あの、気分を悪くしたらごめんね。もしかしてゆーきちゃんって、HSPなのかな?」

と言われました。

HSPとは(ハイリー・センシティブ・パーソン)のことで、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人、だとインターネット等では言われています。

これはあくまでも病気では無くて「その本人の気質」なのです。

HSPの人には様々な特徴があり、例えば、

・深く情報を処理する特徴

場や人の空気を深く読み取る能力に長けており、情報を読み取りすぎるために必要以上に疲れてしまう原因にもなる。

・過剰な刺激を受けやすい特徴

外部からの刺激に敏感なため、人混みや物音・光、食べ物の味やにおい、身につけるもの、気候の変化、人が発するエネルギー等、五感で受ける刺激に対して過度に反応する傾向がある。さらに、相手の感情や周りの雰囲気、気候の変化や電波(電磁波)、目に見えないエネルギー(人が発するものも含む)に対しても敏感に反応しやすい。

・疲れやすい特徴

刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴を持っている。いつも周りに気を遣っているため、楽しいことであっても疲れてしまう傾向がある。
HSPの人は普段から無意識に周りの刺激をアンテナのように拾い集めているため、人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれている時にも大きく消耗してしまう。

というようなことがあります。

(この他にも色々ありますが、気になる方はせひご自身で調べてみてください😊)

一応、HSPについての大雑把な知識は持っていましたが、自分自身がそうなのかな?とはあまり真剣に考えたことがありませんでした😅💦

また、HSPは病気では無く気質(少し意味合いは異なりますが性格のようなもの)なので、病院から診断という形で「あなたはHSPですね」と言われることはありません。

つまり、自分がHSPであるかどうかは自己判断になります。

わたしは今まで、わたし自身がHSPであるのかそうでは無いのかということを、対して気にしたことはありませんでした。

それにSNS等でHSPについての記事を見ると、本気で悩んでいる方々がとても多い印象で、わたしが迂闊に「わたしもHSPで悩んでるんだよな〜」と思うことは、わたしごときの悩みなんて大したことないのでは…だから本気で悩んでいる方々に失礼なのではないかな…と思っていました💦

(今思うと、わたしもその本気で悩んでいる方々の1人なので、失礼なんてことは無いのですけどね💦)

でもこのように友だちに言ってもらって、もしかしたら自分はHSPなのかも…?と改めて考えるようになりました😌

ある日、本屋さんに行ってみたら…

そんな出来事があってから数日後、抗うつ薬がセルトラリンからサインバルタへと変わり、少しずつ活力が出てきていたわたしは、ある日彼とお買い物に出かけました。

そこでふらっと本屋さんに入ると、心理学系の自己啓発本が目に留まりました。

大人になってからあまり本を読む機会が無く、ここ最近はめっきり読書などしていなかったのですが、

(うつ病を発症してからは、集中力が続かなかったり内容が理解できなかったりして、そもそも本を読める状態では無かったのですが😑)

心理学系の自己啓発本は文字が大きく書かれていたり、内容がわかりやすく書かれている本が多く、とても読みやすかったです📖

その様子を見ていた彼が、

「本を読むことはいいことだからね。ゆーきちゃんが読みたいならプレゼントしてあげるよ」

と、本をプレゼントしてくれました☺️✨️

そこからわたしは心理学系の自己啓発本を初め、少しずつ本を読み始めました。

本を読んでわかったこと

初めて本をプレゼントしてもらってから、わたしは今でも読書を続けています💐‪‪

数冊読んで、読み終わったら本屋さんへ行きまた新しい本を彼がプレゼントしてくれています😊

主に「HSPについて」「繊細な人について」「うつ病について」「ストレスや自分との向き合い方」がテーマとなっている本を読んでいます。

その中でもとりわけ読みやすく、内容に共感したり参考になったなと感じたのはこれらの本です📖

これらの本を読んでなるほどな、と思った内容を簡潔にまとめると、

・本を読む限り、わたしは自分自身のことをやっぱりHSPだと思う。

・小さい頃から色々なことに気がつきすぎるが故に我慢しなければいけないことだったり、苦痛に感じることが多かった。

・そして世の中の殆どの人は恐らくHSPでは無い。少なくともわたしほど色々なことに気がつかないし、気にしていないのだろう。きっとそういう性質なのだろう。

・わたしは自分の感覚が当たり前だと思っていたから、気にしない人たちの中にいることが違和感だったし苦痛だった。

・でもその繊細な感覚は治す必要は無い。これはわたしの個性であり、能力である。だから活かせる部分は前向きに活かし、苦痛な部分は上手く対策方法を見つけると生きやすくなる。

・例えば雑音を拾いやすければノイズキャンセリングイヤホンをして歩く。カフェに入るときはなるべく静かなお店を選ぶ。香水や香りが強いものを身につけない。

・人から言われることを何でも素直に受け止めなくて良い。世間体や一般論を理由にわたしの意見や考えに寄り添わず、ただコメントしてくる人はただ自分の意見を言いたいだけの「勝手にコメンテーター」だと思えばいい。わたしを傷つけてくる意見は無視して良い。

・うつ病は勝手には治ってくれない。医者が治してくれるわけでは無い。お薬はあくまで対症療法であり、治すのは結局自分自身。

・できることを精一杯する。でも無理はしない。今日は起きて日光を浴びるなど、小さなステップから確実に続けていく。

・過去と今を結びつけない。過去を思い出しすぎず、未来を不安に思いすぎない。今日、明日を生きる。

・寝てばかりでは健康な人でもこころの体調を崩す。休みすぎない。簡単なことでいいから適度な自分の役割を見つける。

・「ひと」では無くて「じぶん」を主軸に考える。

・自分と「合わないな」と思ったらその人やその場所から逃げていい。合わない人や場所からは自分から距離を取る。

ということでした。

こうして薬物療法で体力や精神的な安定さを回復させながら、本を読むことでわたし自身の見方や考え方について、この数ヶ月で少しずつ視野を広げていきました。

とはいえ、実際自分がストレスだと感じる場面に直面したとき、本で読んだとおりに思えるかというとまだほとんど思えはしませんが、

後から振り返ったとき、「大丈夫、わたしが悪いわけではない。必要以上に自分で自分のことを責めるのはやめよう」と確実に考えられるようになっています。

本を読んだことで、得た知識や内容がわたしのこころの防御エネルギーになっているのです。

これはわたし自身にとって、本当に楽になりました😊

なのでわたしは友だちからHSPなのでは?と言ってもらえたことで、それを機に自分自身の考え方の癖がわかり、自分を守るためにどうすればいいか考えるきっかけになったことで、とても生きやすくなりました。

わたしに助言をくれた友だちも、きっとこの記事も読んでくれていることと思います。

その節は本当にありがとう☺️

このような調子で、薬を服薬しながら本を読みながら過ごし、最近は安定したこころの状態で毎日を過ごすことができています✨️

ただ、個人的にはもう少し体力や気力がつけばいいなあと思っていて…。

・今は週7日あるうちの3日〜4日はなんとか続けて動くことができるが、残りの日は死んだように眠ったり、活動ができなくなる。

・夜は精神的に落ちやすくなるので活動を控えている。

・人の多い場所はなるべく控えている。

とまだ制限をしたり工夫をしたらある程度生活ができるような状態なので、まずはこの状態を数ヶ月続けていくことができるようになりたいです😌

本の通り、まずはスモールステップからですね🕊‎

そんな最近の生活の様子でした✨️

それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました✨️✨️

おわり‪🌱‬

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