わたしの病気-偏頭痛-

病気

「はじめまして」の投稿にも書かせていただきましたが、わたしには現在患っている病気が主に4種類あります。(この他にも花粉症やら慢性鼻炎やら、主にアレルギー疾患類はたくさん患っていますが😓)これらの記事ではその病気についての内容、患った理由や時期・原因、病気との向き合い方、治療方法や服用している薬などについて書いていきたいと思います。

また、これらは個人的な体験や、主治医からの診察を受けての内容になりますので、同じような病気を患っている方でも極端な話「わたしと全く同じ治療」をしたところで完治、もしくは回復に向かうことができるというような保証を持つことはできませんし、「わたしはこんな治療をしているから、オススメだよ!」というような考えを示唆したいわけでもありません。

かくいうわたしも、現在の治療方法が自分に合っているのか、このまま治療を進めて回復していくのかは正直わかりません。手探りの中で可能性がありそうな治療方法を、お医者さんに手伝っていただいて見つけている最中ですので、あくまでも治療方法の1つとして読んでいただければ嬉しいです😊✨️

今回は「偏頭痛」について書かせていただきます❤️‍🔥

頭痛が偏頭痛だと気がつくまで

脳神経外科や頭痛外来へ行き、カルテの一部の「いつ頃から発症したか」という箇所を書き込むと、大体お医者さんに驚かれるのですが、わたしが偏頭痛を発症したのは3歳の頃でした。

3歳、というのも記憶を辿ったときに「あの頃にはもう頭が痛くなるときがあった気がする…」と思い出せる時期が3歳頃なだけで、実はもっと前から頭痛はあったのかもしれません。

とは言っても、3歳〜12歳までの小学校を卒業するまでの時期は、頭痛があっても年に1.2回程度でしたし、母が看護師の仕事をしていた関係で、母には薬にある程度知識があり、頭痛が起こったときに「ママ〜頭が痛い〜」と母に訴えて、近くの薬局で売っている「カロナール・ロキソニン」といったような解熱鎮痛剤をもらっていました。

ただ、鎮痛剤というものは痛みが増してしまった後に飲んでも効果が出づらく、当時幼かったわたしには鎮痛剤を飲むタイミングがわからず、飲んでも効かないことや、子どもながら「薬を飲むことは良くないことなのではないか」と薬を飲むこと自体を我慢し、酷いときには外で嘔吐してしまうこともありました。

中学、高校の頃になると頭痛の頻度が上がり、授業中や学校行事の最中に頭痛が来ることも多くありました。あまりにも頻繁に起こるようになったので、母から「常に薬を何錠か携帯しておきなさい」と言われ、本当に我慢できないときに飲むようにしていました。それでも授業中に飲食はできないし、体育などの頭痛が悪化するような授業を避けられるわけでもなく、正しいタイミングで飲むこともできず、授業中に突っ伏して寝てしまったり、ときには保健室利用もしていました。なので、特に宿泊行事などは「もし頭が痛くなって、みんなと行動できなくて迷惑かけたらどうしよう…」と不安でした。

大学に進学した頃には、1週間に1回は頭痛がやって来て薬を飲むくらいの頻度まで上がっており、特に朝起きてすぐは頭痛が酷く、なかなか起きられずに1限に間に合わない、起きられない日もありました。その頃は塾講師のアルバイトもしており、夜遅くまで授業をして帰宅は約22時半過ぎだったので、就寝時間が24時をまわることが多くあったことも理由の1つだと思います。

このような生活が続く中、遂に服用していた「カロナール・ロキソニン」が効かなくなります。そこで母に相談をして、1度病院で検査をしてもらいに初めて頭痛外来を受診します。MRI検査の結果は特に異常が無く、問診後下された診断は「偏頭痛」でした。3歳から発症し、頭痛が偏頭痛だと分かったのは20歳の頃でした。そして社会人になったあたりから偏頭痛はどんどん悪化し、現在ではほぼ毎日痛みが出るほどにまでなってしまいました。

わたしの偏頭痛

インターネットやSNS等で「偏頭痛」と検索すると、様々な症状や原因がでてきますが、わたしの場合

原因:「不明、強いていえば生まれつきで、母が頭痛持ちなので遺伝とも考えられる」

症状:「頭のこめかみ当たりが両側痛む(片側の人もいるみたいです)、音、光、匂いに過敏になる、吐き気がする等」でした。

偏頭痛の頭痛って、立っていることや座ることすら辛くて、「もういっそ意識よ飛んでくれ…」と思うくらいの痛みです。

わたしの痛みにはレベル段階があって、

レベル1 なんとなく重い、痛い、起き上がるのがダルい

レベル2 結構痛い、静かで暗い場所にいたい、香水の匂いなどは嗅ぎたくない

レベル3 こめかみが脈打って熱を帯びてくる、立てないほどの痛さ

レベル4 嘔吐する、気を失う

これらはやっかいなことに時間と共にレベルアップしていきます。レベル1~2までの間に鎮痛剤を飲むと大体頭痛は治まり、レベル3で飲むと治まりはしないけど楽になる、レベル4はもう薬は効かない、という身体を張って自分自身で得た研究結果があります。笑 ときには朝起きた段階でレベル4の痛みの日もあって、「おい!これじゃ今日何もできないじゃないか わたしの身体!話が違うぞ!」と自分自身にツッコミながらも、諦めて眠る日もありました…💭

偏頭痛の対処方法

お医者さん曰く、まず偏頭痛は「完治をすることは難しく、下手をしたら一生付き合っていく病気かもしれない」そうです。ですがそんな中で、偏頭痛が起きたときのわたしなりの対処方法はいくつかあります。まずすぐできることは、「静かな場所へ移動する」「外灯や街の灯りが少ないところへ行く」「香水などの匂いがする部分を洗う、もしくは遠ざける」ことです。

そして第2に薬を飲むことです。現在わたしは様々な内科、脳神経外科、頭痛外来での通院を経て薬物療法に頼って治療しています。

最初に検査してもらった病院に通院できれば良かったのですが、人気の病院で予約が取りづらく(検査の予約を取ることも結構苦労し、1ヶ月半くらい予約待ちしました)、自宅からも通いづらい立地だったため、やむを得なく病院を変えました。

そして2番目の病院で脳神経外科を受診したところ、お医者さんに「偏頭痛とはいってもまだ若いんだから、生活習慣が原因なんじゃないの?あなただいぶ太っているし、就寝時間も遅いみたいだし、まずは生活習慣を改善するところから始めないと」と診断されました。(妥当なのかもしれないけど、結構失礼なことズケズケ言うお医者さんだなあ…)と思っていたのですが、わたしよりも同席した母がブチ切れていて。笑 「あんな失礼な物言いする医者やめて、違う医者にしなさい」と言われ、再び病院を探すことになり、職場や引越しの関係で何院か転院を経て、現病院に至ります😊

偏頭痛のお薬

偏頭痛のみに限らず、「薬」という物は飲む本人の体質との相性次第でどのくらい効果があるのか違いがあると思っています。

わたしはたくさん病院を受診した中で、解熱鎮痛剤…いわゆる「痛み止め」だけでは偏頭痛が抑えられなかったため、痛み止めに加えて「偏頭痛用の予防薬」と「偏頭痛の痛み止め」を処方してもらっています。

偏頭痛の予防薬

わたしがお医者さんに提案してもらった薬は4種類でした。

ミグシス(脳血管の過度な収縮を抑える)

デパケン(てんかんの薬や双極性障害の治療にも使われることがある)

インデラル(不整脈や高血圧、狭心症の治療にも使われることがある)

アミトリプチン(抗うつ薬として使われるときもある)

漢方

偏頭痛の予防に加えて、漢方も処方してもらったことがあります。

五苓散(ごれいさん)

誤茱臾湯(ごしゅゆとう)

の2種類でした。

偏頭痛の痛み止め

お医者さんから進められたお薬はトリプタンのお薬でした。最初は「スマトリプタン」というお薬を処方してもらいましたが、効果があまり感じられなかったため、「ゾルミトリプタン」というお薬に変わりました。

現在の偏頭痛との付き合い方

これらの経験を踏まえて、わたしは現在主に薬物療法で偏頭痛と付き合っています。

現在服用しているお薬は、

インデラル(偏頭痛の予防薬)

ベラパミル(ミグシスと同じように脈を整える薬で偏頭痛の予防薬)

エペリゾン(肩こりの薬)

フルスルチアミン(肩こりに効くビタミンの薬)

の4種類を処方してもらってます💊 上記の方でお医者さんに提案していただいた薬たちを、漢方も含めて全部試しましたが、あまり効果を感じられるお薬は無く、もしくは副作用が強すぎた関係が諸々あって現在のお薬に行き着きました。今のところ効果はバッチリ感じられているわけではありませんが、薬を飲んで痛くない日もあるし、何より痛みの度合いは明らかに減っていて、レベル4の痛さになることはほぼ無くなりました。

また偏頭痛が悪化する原因として、わたしの場合は肩こりや目の疲れ、慢性的な鼻炎(鼻炎だと鼻が詰まってしまう関係で呼吸がしづらく、酸素が行き渡りにくい)も要因にあげられるそうです。なので、整体や耳鼻科にも通って、少しでも頭痛が和らぐように自分なりに対処しながら病気と付き合っている最中です。

さて ここまで長くはなりましたが、ここまでがわたしが付き合っている偏頭痛のお話しでした。最初にも書いた通り、わたしの病状が・治療方法が同じように偏頭痛で悩んでいる方々と全く同じでは無く、あくまでも1種の体験談として読んでいただければ嬉しいです🕊‎✨️

それでは、お読みいただいてありがとうございました🌟

おわり‪🌱‬

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